川崎病~次女(発症時1才半)編

川崎病

我が家の子どもたちは3人中2人に川崎病罹患歴があります。

前記事で長男発症時の様子を紹介しているので

今回は次女のことを書こうと思います。

次女の場合

発症から入院まで

次女の発症は1才半のとき

今から3年前のことです。

次女も、発熱からでした。

このときも、最初は風邪の熱かなと思いましたが、とにかく機嫌が悪くて

抱っこしてないと泣く、みたいな状況。

初日は症状が熱だけだったので、小児科で特に診断もつかず

熱が下がらない時は、また診せてください、程度。

でも夜もぐずって、ぐずって、全く眠れなくて

夜どおし抱っこひもに入れて、椅子に座りながらウトウトするくらいしかできない。

さすがに2回目だったので、あまりの機嫌の悪さに発熱後2日目くらいで

「もしかして…」と嫌な予感がしはじめました。

更には、初めて熱性けいれんも出ました。熱性けいれんは上の2人にはなかったので

これにはびっくりしました。

幸い、痙攣をおこしたのが夜中で、夫がいたので痙攣をおこしている時間を測ったりして

なんとか対応できました。

(痙攣自体はこの時だけで、その後は4才まで出ていません。)

3日目には白目が充血し、唇やBCGの跡が赤く腫れてきました。

やはりきたか…長男・長女のとりあえずのことを実家に託し、入院準備をして小児科に行くほど

「川崎病に違いない」

と確信をもてる状態でした。

もちろん、シロウトでそのような状況なので、先生も一目見て

「川崎病だね、専門医に紹介状書きますね~」

とおっしゃり、すぐさま長男の時と同じ総合病院へ。

急患の受付でものすご~く待たされてから、やっと入院。

入院当日のこと

入院した当日も、抱っこしてないと泣く状態が続き、

(次女からしたら、具合が悪いうえに、いきなり環境が変わって、泣かずには

いられなかったに違いない。)

しかも入院初日から6人部屋だったので

入院当日の夜はものすごく落ち着きませんでした。

消灯時間になっても泣いて、同部屋の親子に申し訳なくて、ベッドにいられないので

次女とつながれている点滴をひきずって、暗闇の共用スペースで時間をつぶしたりしてました。

見かねた当直の看護師さんが個室を用意してくださり、なんとか夜明けまでの数時間を

乗り越えて翌日からの治療に臨んだのでした。

治療

次女の治療も、長男のときと同じく主にグロブリンとステロイドの併用

あとはアスピリンの内服でした。

ありがたいことに、グログリンとステロイドで熱も炎症反応も下がりましたが

ステロイドの副作用で、ただでさえ丸い顔が、一時期さらに丸くなりました。

(ムーンフェイスというらしいです。)

あとは、アスピリンの粉を飲ませるのにヨーグルトやらで回りをコーティングして

飲ませてたのを覚えています。

予後は良好で、最初の1週間は大変でしたが、約2週間の入院生活の半分は

落ち着いて過ごすことができました。

増え続ける原因不明の病気

この川崎病、医療技術の進歩した今でも、原因不明です。

患者数は、年々増加傾向にあり、これだけ少子化が叫ばれているなか

去年は患者数が過去最多だったとか。

肌感覚としても、確かに、知り合いの子で罹患歴ある子、増えてきてるような…

大きな病気で子どもが入院して…って話を聞くと、その多くは川崎病です。

総合病院の定期健診に行くと、いつも予約してても川崎病担当の先生には順番待ちの行列が…

今もきっとどこかでこの病気と闘っている子がいるはずです。

1日も早い回復を祈ってます。

我が家も、今となっては日常に流されて、ともすると忘れがちなくらいになってますが

今後も気をつけてみていかないといけないなと思ってます。

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