絵本が好きで、色々なジャンルの絵本を集めています。
我が家の絵本棚から、子ども達に人気で、とっておきの1冊(シリーズ)
をご紹介するこのコーナー。
記念すべき第1回は、
佐々木マキさん作『ぼくとねずみ』シリーズ。
今年の干支でもある、ねずみが大活躍の絵本です。
シリーズといっても
『うみにもぐる』『いそげ じどうしゃ!』
の2冊のみ。
このシリーズとの出会いは、数年前に、図書館で『うみにもぐる』を
子どもが借りてきたことでした。
あまりにはまって、何回も繰り返し繰り返し読まされるので
購入しようと探したところ
絶版になっていたのか新品を手に入れることができず
中古で購入した記憶があります。
あまり激しく感情移入して読むのは苦手なのですが、
この絵本は、
普通に読んでも、聞き手に伝わりやすい文章になっているようで
とにかく文章が読みやすい。
そして、
この『うみにもぐる』に登場する
ウミウシ
という生物、ご存知ですか?
お話の中では、このウミウシが窓に張り付いて
前が見えなくなってしまうのです。
恥ずかしながら、私、ウミウシという生物の存在を
大人になってからこの絵本で知りました💦
ウミウシって何だろーと思いながら読んでいたのですが
ある時、子ども達と行った水族館で初めて実物とご対面↓
これがウミウシだったのか~と素直に感動。
確かに、これ窓に張り付いたら、前見えないよなぁ
と妙に納得。
「海の宝石」とも呼ばれているウミウシ。
世界に3000種類以上が発見されている軟体動物で
巻貝の仲間に分類されています。
派手色から地味色、米粒大ほどのものから
ナマコくらいのけっこうな迫力がある大きさのものと
色々な色・大きさがあり、まさに多種多様という言葉がぴったりの
ナゾの生きもの。
水族館などでは、ひっそりと展示されていることが多く、
あまり目立つ存在ではないようですが、
その種類の多さや、生態の複雑さゆえに隠れファンは多いはず。
もう1冊の『いそげ、じどうしゃ!』の方も、
独特の世界観で描かれており、スピード感のある展開に
いつの間にか引き込まれる絵本です。
コマ割りで描かれており、たんたんと進む場面で、肝心なところは
読み手も自然と力が入ります。
一応、悪役の『宇宙海賊ゴルドン船長とその一味』も登場しますが
どの悪者も持ち味があり、憎みきれない人物設定。
ところどころクスッと笑えるオチもあって
何度読み聞かせても、おもしろがって聞いていました。
3~4才くらいからは、読んであげなくても、自分で静かに読んでいたりしたので
子どもにも読みやすいのだろうと思います。
こちらも、最初は図書館で借りてきましたが、子どもウケが良かったので
フリマで中古を手に入れ、我が家の絵本棚のスタメンとなりました。
佐々木マキさんのシリーズでは、今回ご紹介した『ぼくとねずみ』のほか
『ねむいねむいねずみ』『ぶたのたね』シリーズもあり、
こちらの方がメジャーな感じがしますが、
我が家では『ぼくとねずみ』シリーズが1番人気でした。
読み聞かせにも、自分で読むのにもおススメでーす☆
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