ねずみ年に~絵本紹介(vol.3)

我が家の絵本棚から

絵本が好きで、色々なジャンルの絵本を集めています。

我が家の絵本棚から、子ども達に人気で、とっておきの1冊(シリーズ)

をご紹介するこのコーナー。

記念すべき第1回は、

佐々木マキさん作『ぼくとねずみ』シリーズ。

今年の干支でもある、ねずみが大活躍の絵本です。

シリーズといっても

『うみにもぐる』『いそげ じどうしゃ!』

の2冊のみ。


このシリーズとの出会いは、数年前に、図書館で『うみにもぐる』を

子どもが借りてきたことでした。

あまりにはまって、何回も繰り返し繰り返し読まされるので

購入しようと探したところ

絶版になっていたのか新品を手に入れることができず

中古で購入した記憶があります。

あまり激しく感情移入して読むのは苦手なのですが、

この絵本は、

普通に読んでも、聞き手に伝わりやすい文章になっているようで

とにかく文章が読みやすい。

そして、

この『うみにもぐる』に登場する

ウミウシ

という生物、ご存知ですか?

お話の中では、このウミウシが窓に張り付いて

前が見えなくなってしまうのです。

恥ずかしながら、私、ウミウシという生物の存在を

大人になってからこの絵本で知りました💦

ウミウシって何だろーと思いながら読んでいたのですが

ある時、子ども達と行った水族館で初めて実物とご対面↓

これがウミウシだったのか~と素直に感動。

確かに、これ窓に張り付いたら、前見えないよなぁ

と妙に納得。

「海の宝石」とも呼ばれているウミウシ。

世界に3000種類以上が発見されている軟体動物で

巻貝の仲間に分類されています。

派手色から地味色、米粒大ほどのものから

ナマコくらいのけっこうな迫力がある大きさのものと

色々な色・大きさがあり、まさに多種多様という言葉がぴったりの

ナゾの生きもの。

水族館などでは、ひっそりと展示されていることが多く、

あまり目立つ存在ではないようですが、

その種類の多さや、生態の複雑さゆえに隠れファンは多いはず。


もう1冊の『いそげ、じどうしゃ!』の方も、

独特の世界観で描かれており、スピード感のある展開に

いつの間にか引き込まれる絵本です。

コマ割りで描かれており、たんたんと進む場面で、肝心なところは

読み手も自然と力が入ります。

一応、悪役の『宇宙海賊ゴルドン船長とその一味』も登場しますが

どの悪者も持ち味があり、憎みきれない人物設定。

ところどころクスッと笑えるオチもあって

何度読み聞かせても、おもしろがって聞いていました。

3~4才くらいからは、読んであげなくても、自分で静かに読んでいたりしたので

子どもにも読みやすいのだろうと思います。

こちらも、最初は図書館で借りてきましたが、子どもウケが良かったので

フリマで中古を手に入れ、我が家の絵本棚のスタメンとなりました。

佐々木マキさんのシリーズでは、今回ご紹介した『ぼくとねずみ』のほか

『ねむいねむいねずみ』『ぶたのたね』シリーズもあり、

こちらの方がメジャーな感じがしますが、

我が家では『ぼくとねずみ』シリーズが1番人気でした。

読み聞かせにも、自分で読むのにもおススメでーす☆

 

 

 

コメント