怠けてなんかない!~読む・書く・記憶するのが苦手な子どもたちが英語を学ぶとき を読んで

育児書読みあさり

長男と長女が通う小学校の宿題に、音読があります。

基本は教科書を音読するみたいなのですが

教科書って、学校でも読んでくるわけで

正直内容わかりきってて読んでも面白くない…

もちろん、内容をよーく吟味されて作られており

素晴らしいものだということは承知の上ですが。

それでも…💦というわけで

我が家では、教科書の音読の代わりに、

英語の絵本を音読したら、親の確認印をすることにしています。

で、毎日英語の音読をしているわけですが

母国語が日本語である子どもたちが英語を読むときに

兄妹でもサラサラっと読める子や、たどたどしい子、

読み方にタイプがあるな~とひしひし感じておりました。

そこで、今回読んでみたのが

品川裕香さんの「怠けてなんかない!サードシーズン」です。

ディスレクシアやLDがある子どもたちにとって

英語を学ぶということがどんなに大変かは

想像に難くないことです。

この本では、日本語ではディスレクシア、LDと診断されていなくても

英語の読み書きでつまづくケースがあるという具体的な事例

また、その場合にどうやって指導していくのかということ

なぜそのようなケースが出てくるのかという理論までが紹介されており

これからおうち英語を続けていくにあたっても

色々と参考になることがあったので

忘れないうちに書き留めておきたいと思います。

例えば、子ども達、アルファベットのbとd、pとq、hとnとrなど

似たような形の文字をよく間違えます。

これについては、視覚情報処理や、視空間認知が苦手なためかもしれない

と書かれていました。

似た形の文字を間違えないように、視空間認知の力を鍛える

①ジオボードを使った練習

(ジオボード…正方形の台に等間隔に突起がついている知育おもちゃ)

②タングラムパズルで図形を作る

(タングラムパズル…正方形を複数の形に切り分けたパズル)

少し脇道にそれますが、このトレーニングは

楽譜を読むのにも応用ができそうな気がします。

市販のものもありますが、手作りでもできそうなので

日々の遊びに取り入れてみようと思います。

そのほか、フォニックスについても順を追って

わかりやすく段階的に書かれていました。

もちろんフォニックスやアルファベットが全てではありませんが

身についていると、英語に対する抵抗がより少なくなるのかなと思います。

ちなみに、今回読んだのはサードシーズンでしたが

このシリーズ、ゼロシーズンからスタートしており

どれも興味深い内容です。

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